約 1,207,085 件
https://w.atwiki.jp/llnj_ss/pages/16.html
優木せつ菜 詳細にはネタバレを含む概要が書かれている場合があります スレタイ キャラクター 詳細 備考 日付 歩夢「…せつ菜ちゃんのえっち♡」せつ菜「あ、いやっ!これは不可抗力で…///」アタフタ 歩夢・せつ菜 詳細 短編・せつあゆ 20190713 愛「せっつーと歩夢が喧嘩?」 歩夢・せつ菜 他 詳細 短編・ほのぼの・せつあゆ 20190715 愛「せっつーの分からずや!」 せつ菜「愛さんこそ!」 愛・せつ菜 他 詳細 短編・せつあい 20190725 せつ菜「三船さん、今度私のライブを見に来てくれませんか!?」 せつ菜・栞子 詳細 短編・コメディ・せつしお 20200120 かすみ「あれ、せつ菜先輩ったら、ゲームのカード出しっぱなしにしてますね。なになに……ブラック・ロ、ロテュス?」 せつ菜・虹ヶ咲 他 詳細 短編・友情・画像有 20200216 せつ菜「三船さんって>>5ですよね」 せつ菜・栞子 詳細 短編・安価・コメディ・せつしお 20200322 せつ菜「私って子供っぽいですか?」 せつ菜・虹ヶ咲・あなた 詳細 短編・ほのぼの 20200425 栞子「あなたは生徒会に適正があります。入ってくれれば助かるのに」せつ菜「……」ジトー 栞子・せつ菜 他 詳細 短編・コメディ・せつしお 20200507 せつ菜「あの漫画で見た、学校でバレないようにこっそりエッチとかッッ!!やってみたいですねッッッ!!!!!!」 せつ菜・あなた 他 詳細 短編・コメディ 20200616 せつ菜「今日は私の誕生日です!!」栞子「…………」 せつ菜・栞子・虹ヶ咲・あなた 詳細 短編・ミステリ 20200808 せつ菜「栞子さんが催眠にかかってしまいました!!」 せつ菜・栞子 他 詳細 コメディ・しおせつ 20200920 しずく「せつ菜さんの髪、とっても綺麗ですね」せつ菜「しずくさんの髪こそ、つやつやで素敵です」 しずく・せつ菜・果林 詳細 短編・ほのぼの・しずせつ 20201001 愛「おっ!ぷよぷよじゃん!!なっつ~!!」せつ菜「いざ!尋常に勝負です!!!」 電撃組・愛 他 詳細 ほのぼの・友情 20201001 せつ菜「友達がいないっていうのは演技だったんですか……?」栞子「それは……」 栞子・せつ菜・嵐珠 詳細 短編・しおせつ 20201005 菜々「流しそうめん同好会は廃部です」流そ部長「えぇっ!?」ズゾゾッ せつ菜 他 詳細 短編 20201007 侑「ふふ~んふふ~んふ~んふ~ん♪」 菜々(あれは……) せつ菜・侑 詳細 短編 20201008 侑「もう大好き!!」 せつ菜「!?///」 せつ菜・侑 他 詳細 短編・ゆうせつ 20201024 せつ菜「あれ? 昨日中断したSSスレが異様に伸びて……って、私の知らない続きが書かれてる!?」 せつ菜・栞子 詳細 短編・コメディ 20201021 【安価】>>3「カメラに向かってごめんなさい…?」 せつ菜・虹ヶ咲・侑 詳細 安価・コメディ・カオス 20201024 菜々「え、えっちなことは大好きな人と一緒にするんですね…侑さん…///」 せつ菜・果林・侑 詳細 短編・ゆうなな 20201124 せつ菜「仮面の落とし物」 せつ菜・しずく 詳細 シリアス・友情 20201125 せつ菜(私も料理したい!) せつ菜・虹ヶ咲 詳細 短編・ほのぼの 20201126 璃奈「ごめんなさい。こういうとき、どんな顔すればいいのか分からないの」 せつ菜・璃奈・虹ヶ咲・侑 詳細 短編・コメディ 20201127 せつ菜「私の私服ってそんなダサいですか」全員「……」せつ菜「答えてください」 せつ菜・虹ヶ咲・侑 詳細 短編・コメディ 20201129 せつ菜「合宿中に熱が出て寝ている果林さんを全力で夜伽します!」 せつ菜・果林 他 詳細 ほのぼの・せつかり 20201203 せつ菜「いよいよ夏合宿!夕食も気合を入れて作りましょう!」 せつ菜 他 詳細 短編・安価・コメディ 20201207 せつ菜「らんじぇりー??」 せつ菜・かすみ・しずく 詳細 短編・コメディ 20201208 副会長「会長も優木せつ菜ちゃんのファンなんですか!」中川「え、え~と……」ダラダラ せつ菜・副会長 詳細 短編・コメディ・副なな・副せつ 20201213 愛「お願いせっつー!愛さんのお願い一つだけ叶えてよっ!!」せつ菜「いやですっ!そんな邪な願いはかなえられません!!」 せつ菜・愛・果林・彼方 詳細 短編・ほのぼの・コメディ・せつハー 20201218 彼方「せつ菜ちゃんも一緒にお昼寝しよ~」 彼方・せつ菜 詳細 ほのぼの・かなせつ 20201219 エマ「お姫様抱っこ……憧れるなぁ」せつ菜「わかります!!」 せつ菜・エマ・璃奈・しずく 詳細 短編・ほのぼの・エマせつ 20201219 副会長「会長、ご相談が」会長「ダメです。」 菜々・副会長 詳細 短編・コメディ・副なな 20201221 せつ菜「せつ菜スカーレットーーー!!!!」 かすみ「うるさい口ですね」チュ せつ菜・かすみ・歩夢 詳細 短編・せつかす 20201222 せつ菜「ん~、ん~、ん~」(めっちゃ悩んでる顔) 彼方「おや、せつ菜ちゃん…?」 せつ菜・彼方・遥 詳細 短編・ほのぼの 20201228 せつ菜「私はスカーレット・チェイサー!助けに来ましたよ!」 せつ菜・璃奈・彼方 他 詳細 バトル 20201228 せつ菜「彼方さん‼雪合戦やりましょうよ‼」彼方「ん~今忙しいからあとでね~」 せつ菜・彼方 詳細 短編・ほのぼの・かなせつ 20201229 せつ菜「>>3の能力を手に入れました!」 せつ菜・虹ヶ咲・侑 詳細 安価・コメディ 20201230 菜々「ますたーべーしょん?」 せつ菜・侑 詳細 短編・エロ・ゆうせつ 20210101 菜々「媾う…?これなんて読むんでしょう?」 菜々・侑 詳細 恋愛・エロ・ゆうせつ・ゆうなな 20210104 せつ菜「ワンピース1000話!!!!素晴らしいです!!!!」 せつ菜・かすみ・璃奈 他 詳細 短編・安価・コメディ 20210106 せつ菜「少女漫画もいいですね!!!」 せつ菜・歩夢 詳細 友情・ゆうぽむ・ゆうせつ・せつあゆ 20210111 せつ菜「私が部室で百合漫画を読んでるところを愛さんに見られた話…」 せつ菜・愛 他 詳細 あいせつ 20210113 【安価】せつ菜「れ、レイプ魔が目の前に……!」 せつ菜 他 詳細 短編・安価・カオス 20210114 「優木せつ菜と桜坂しずくが合体して、せづくってとこでしょうか」 せつ菜・しずく 他 詳細 コメディ 20210116 せつ菜「久しぶりに羽が伸ばせそうです♪」璃奈「それならうちに来て欲しい」 せつ菜・璃奈 詳細 ほのぼの・せつりな 20210116 せつ菜「くちゅん!」侑(せつ菜ちゃんのくしゃみかわいい) せつ菜・侑 詳細 短編・ほのぼの・ゆうせつ 20210122 歩夢「かわいいせつ菜ちゃんが見たいな」 歩夢・せつ菜 詳細 短編・ほのぼの・あゆせつ 20210122 せつ菜「彼方さんに膝枕してみせます」 せつ菜・彼方 他 詳細 ほのぼの・かなせつ 20210122 せつ菜「あの・・・念のため確認したいのですけど・・・もしかして・・・その・・・もしかしてなんですけど、」 せつ菜・虹ヶ咲・侑 詳細 短編・コメディ・ゆうせつ 20210123 菜々「愛されるより」せつ菜「愛したいんです!」 せつ菜・愛 詳細 恋愛・あいなな・せつあい 20210121 せつ菜「まあ、侑さんは幼いところがありますからね」侑「いや、せつ菜ちゃんの方が子供でしょ?」 侑・せつ菜・虹ヶ咲 他 詳細 安価・コメディ・ゆうせつ 20210124 【せつりなSS】せつ菜「こんな…私で…いいのなら…!私は……私はっ…!!!」 せつ菜・璃奈 詳細 せつりな 20210124 せつ菜「ご一緒してもよろしいですか?」 せつ菜・しずく 詳細 短編・ほのぼの・しずせつ 20210124 侑「イキスギィ!アッー!w」せつ菜「枕がデカすぎます!!!w」 侑・せつ菜・虹ヶ咲 詳細 コメディ・ゆうせつ 20210127 副会長「持ち物検査で没収したのですが……これなんでしょうか?」カチャッ 菜々「そ、それは……!?」 せつ菜 他 詳細 短編・コメディ 20210129 菜々「むっ、遊郭同好会ですか...」侑「いらっしゃーい!」 侑・せつ菜 詳細 短編・ふたなり・エロ・ゆうせつ 20210129 璃奈「私とせつ菜さんのぬいぐるみ作ってみたんだけど」せつ菜「結構可愛いですね♪」 璃奈・せつ菜 他 詳細 ほのぼの・せつりな 20210205 璃奈「あ、あのぬいぐるみいいなぁ」せつ菜「あのクレーンゲームのやつですね!?任せてください!!」 璃奈・せつ菜 他 詳細 短編・コメディ 20210212 副会長「……せつ菜ちゃん?」【副菜ss】 副会長・せつ菜 他 詳細 副なな 20210214 【学園ドラマ系SS】もしも、せつ菜ちゃんが屋上から飛び降りようとしたら…… せつ菜・虹ヶ咲・侑 他 詳細 コメディ・カオス 20210218 【SS】せつ菜「しずくさん、一生のお願いです!!」しずく「ええ…」 せつ菜・しずく・副会長 他 詳細 ほのぼの・せつしず・副なな 20210220 歩夢「仲良くないよね、私たちって」せつ菜「え」 歩夢・せつ菜 詳細 短編・コメディ・あゆせつ 20210227 せつ菜「す、好きなタイプを教えてください!」歩夢「うーん…?」 歩夢・せつ菜 詳細 短編・ほのぼの・あゆせつ 20210228 せつ菜「ど、どんな髪型が似合うと思いますか?」歩夢「うーん…」 歩夢・せつ菜 詳細 短編・あゆせつ 20210303 菜々「困りました、ラノベの隠し棚が一杯に・・・」 菜々・副会長 詳細 ほのぼの・副なな 20210311 歩夢「しちゃった...」せつ菜「されちゃいました...」 歩夢・せつ菜 詳細 短編・あゆせつ 20210313 歩夢・せつ菜「夏の魔法」 歩夢・せつ菜 他 詳細 あゆせつ・あゆなな 20210321 せつ菜「ハイレズ音源?」 せつ菜・璃奈 詳細 安価・せつりな 20210324 しずく「失礼します」菜々「どうしましたか?」 菜々・しずく・副会長 他 詳細 恋愛・副なな・副しず 20210317 菜々「出せない答え」 菜々・副会長 詳細 短編・副なな 20210408 せつ菜「特撮ヒーローの映画、一緒に観に行ってくれませんか?」 せつ菜・侑 他 詳細 ほのぼの 20210414 愛が>>3に>>7する話 せつ菜・愛 他 詳細 短編・安価・あいせつ 20210415 せつ菜「可愛い人」 せつ菜・かすみ 詳細 ほのぼの・せつかす 20210416 せつ菜「愛おねちゃん!!」愛「はい愛おねちゃんですよ~」 愛・せつ菜 詳細 ほのぼの・あいせつ 20210416 歩夢「大学生のお姉さんにナンパされた」 せつ菜「!?」 せつ菜・歩夢 詳細 あゆせつ 20210416 【閲覧注意】歩夢「侑ちゃん、私を忘れないで欲しいな・・・」 侑・歩夢・せつ菜 詳細 シリアス・ドロドロ・ゆうぽむ・ゆうせつ 20210426 侑「せつ菜ちゃんて視力を自由に変えられるの?」せつ菜「はい?」 侑・せつ菜 詳細 短編・ほのぼの・ゆうせつ 20210427 副会長「私、会長のことが好きなんです」 せつ菜「!?!?!?」 せつ菜・副会長 他 詳細 副なな 20210504 しずく「バカ」 せつ菜・しずく 他 詳細 短編 20210505 歩夢「せつ菜ちゃんとエッチしちゃった」 歩夢・せつ菜・侑 詳細 シリアス・恋愛・エロ・あゆせつ 20210429 侑「菜々ちゃん…」モゾモゾ 菜々「んっ…だ、だめです侑さん…ここは生徒会室です…誰か来たら…」 侑「え?もう来てるよ?」 菜々・侑 他 詳細 短編 20210511 菜々「ああ、コンタクトを落としてしまいました…」ヨロヨロ 歩夢「菜々ちゃん、大丈夫?」 菜々・歩夢 詳細 短編・あゆせつ 20210512 せつ菜「私たち以外は同好会内に恋人がいるらしいです」彼方「じゃあ彼方ちゃんたちも付き合っちゃおっか~」 せつ菜・彼方 他 詳細 ほのぼの・かなせつ 20210513 副会長「生徒会による部活動の見回りに参りましょうか」菜々「・・・は、はい」 菜々・副会長 詳細 短編・ほのぼの・ふくなな 20210513 歩夢「ふたつの心」せつ菜「ひとつの思い」 歩夢・せつ菜 詳細 あゆせつ 20210515 せつ菜「歩夢さあああん!!!お誕生日おめでとうございます!!!!!」 歩夢「え、ええ…」 せつ菜・歩夢 詳細 短編・ほのぼの・あゆせつ 20210517 歩夢「吸っちゃっていいの?」 歩夢・せつ菜 詳細 ミステリ・あゆせつ 20210518 菜々「普通科1年、中須かすみさん」 せつ菜・かすみ 詳細 短編・コメディ・せつかす 20210521 せつ菜「副会長が急によそよそしくなりました……」 あゆあいせつ・副会長・侑 詳細 短編・副なな 20210523 副会長「会長、一緒にライブに行きませんか?」 菜々・副会長 詳細 短編・副なな 20210528 歩夢・せつ菜「”ふたりなら”」 歩夢・せつ菜 詳細 短編・友情・あゆせつ 20210606 せつ菜「果林さん…その、しないんですか?」 せつ菜・果林 詳細 短編・せつかり 20210619 せつ菜「えっ!?栞子さんのスクールアイドルチャンネルが1位!?」 せつ菜・虹ヶ咲・栞子 詳細 短編・コメディ 20210620 菜々「エマさん、その…相談が」エマ「どうしたの?」 菜々・エマ 詳細 短編 20210620 菜々「いつ赤ちゃんができるのでしょうか…」侑「…」 菜々・侑 他 詳細 コメディ・ゆうなな 20210704 菜々「……」ギューッ 歩夢「えーっと……」 菜々・歩夢 詳細 短編・ほのぼの・あゆなな 20210718 せつ菜「しずくさんの声が聞きたいです!」 せつ菜・しずく 他 詳細 しずせつ 20210725 かすみ せつ菜「この先輩(後輩)…チョロいです!」 かすみ・せつ菜 他 詳細 短編・ほのぼの・せつかす 20210725 しずく「その小説、現実にしたいですよね?」 せつ菜「!?」 しずく・せつ菜 他 詳細 短編・しずせつ 20210802 侑 「二人の誕生日」 せつ菜・侑・虹ヶ咲 詳細 短編・ほのぼの 20210808 歩夢「今日はせつ菜ちゃんのしてほしいことを叶えてあげたいんだ」 せつ菜「!!!」 せつ菜・歩夢 他 詳細 短編・ホラー 20210809 せつ菜「歩夢さんとしずくさんにドッキリ、ですか?」 A・ZU・NA・侑 他 詳細 コメディ 20210906 【SS】せつ菜「勇気のかけら」 せつ菜・かすみ・しずく・彼方・エマ 詳細 シリアス・友情 20210908 歩夢「せつ菜ちゃんせつ菜ちゃん」菜々「菜々です!!」 歩夢・菜々 詳細 短編・あゆなな 20210926 せつ菜「2期で>>5さんと結ばれてみせます!!!!」 せつ菜・虹ヶ咲 詳細 安価・コメディ・カオス・せつりな 20211004 せつ菜「彼方さんをひたすらブチギレさせる人がいるんですか!!?許せませんね!!!」彼方「...」ビキビキ せつ菜・彼方 他 詳細 コメディ・カオス・かなせつ 20210905 侑「問題! 雨予報が出てたのに傘を持ってかずに出かけたわたしを、歩夢が迎えに来てくれました」 せつ菜「はい」 侑・せつ菜 他 詳細 短編・コメディ・あゆキチ 20211103 せつ菜「メリークリスマス!!サンタです!!!」ガララッ せつ菜・歩夢 詳細 短編・ほのぼの・あゆせつ 20211125 せつ菜「かすみさんの胃袋を掴みます!」 せつ菜・かすみ 他 詳細 短編・安価・コメディ・せつかす 20211127 歩夢(24)「今日から水泳個人レッスンよろしくね♡」菜々「は、はい…!」 歩夢・菜々 詳細 R-18・あゆなな 20220116 せつ菜「催眠術、ですか?」 せつ菜・歩夢・侑 詳細 ほのぼの・あゆせつ 20220107 せつ菜「桜舞い散るあの日の勇気をもう一度」 せつ菜・しずく・かすみ 詳細 恋愛・しずせつ 20220101 歩夢「クリスマスプレゼント?」 歩夢・せつ菜 詳細 短編・ほのぼの・あゆせつ 20211226 歩夢「もうすぐクリスマスだね、せつ菜ちゃん」 せつ菜「そうですね」 歩夢・せつ菜 詳細 ほのぼの・あゆせつ 20211225 侑「あれ?今年はプレゼントボックスに入った歩夢が届かないなぁ……」 歩夢・せつ菜・侑 詳細 短編・コメディ・あゆせつ 20211226 せつ菜「最近しずくさんの事ばかり考えてしまうんです」 しずく・せつ菜 詳細 ほのぼの・恋愛・しずせつ 20211217 歩夢「わ、私がせつ菜ちゃんにご奉仕!?」 A・ZU・NA 詳細 ほのぼの・あゆせつ 20211128 しずく「せつ菜さんの手、温かいですね」せつ菜「しずくさんは冷たいですね」 しずく・せつ菜 詳細 ほのぼの・恋愛・しずせつ 20220116 せつ菜「侑さんのためにクッキーを作っちゃいました///」 侑・せつ菜 詳細 短編・ゆうせつ 20220201 ニジガクでお題安価SS書く せつ菜・嵐珠・菜々 詳細 短編・安価・コメディ 20220307 せつ菜「シコティッシュフォールド」 せつ菜 他 詳細 短編・ホラー 20220307 歩夢「ねぇねぇせつ菜ちゃん」せつ菜「なんでしょう歩夢さん」 歩夢・せつ菜 詳細 短編・あゆせつ 20220311 【SS】せつ菜「私にも幼馴染がいました!」 せつ菜・愛 他 詳細 短編・ほのぼの・あいせつ 20220312 せつ菜「推しの夢を見て、何が悪いんですか!」 せつ菜・歩夢 詳細 短編・あゆせつ 20220320 せつ菜「スカーレットの衝動」 せつ菜・歩夢・菜々 詳細 あゆせつ 20220326 エマ「こっちにおいで、せつ菜ちゃん」 エマ・せつ菜 詳細 短編・ほのぼの・エマせつ 20220329 せつ菜(歩夢さんと恋人繋ぎをしてしまいました……!) せつ菜・歩夢 詳細 短編・あゆせつ 20220404 しずく「1番、桜坂しずく。せつ菜さんの物真似やります」 しずく・せつ菜 他 詳細 短編・コメディ・しずせつ 20220414 せつ菜「もしあの3日間が無かったら、今の歩夢さんとの関係も友達のままだったのでしょうね……」 せつ菜・歩夢 詳細 あゆせつ 20220418 せつ菜「約束ですからね?これで魔法を解くって///」しずく「はい♡」サワサワ 歩夢「」 歩夢・せつ菜・しずく 詳細 R-18 20220513 【安価SS】せつ菜「お料理をします!」 せつ菜 他 詳細 短編・安価・コメディ 20220610 彼方「せつ菜ちゃんって犬みたいだよねぇ」 せつ菜「失礼な、私のどこが犬だと─」 彼方・せつ菜 詳細 短編・ほのぼの・かなせつ 20220617 【SS】せつ菜「三船栞子マイクロビキニかるた(CV ぴっぴ)を売り出しますよおおお!」 せつ菜 他 詳細 短編・コメディ・しおせつ 20221005 せつ菜「スクールアイドル同好会は廃部にします」4人「え?」せつ菜「やっぱり私達にはラブライブ出場は難しいと思います だから…」 せつ菜・虹ヶ咲・侑 詳細 短編・コメディ 20221022 せつ菜「うおおおおおおお!!!ともりさんに大好きを叫びにいきますよー!!!」 せつ菜 他 詳細 短編・安価・コメディ 20221103 せつ菜「歩夢さんから素敵なチョコを頂いてしまいましたー!!」ペカー 歩夢「……!!」 せつ菜・歩夢 詳細 短編・ぽむせつ 20230214 せつ菜 「バレンタインです!!!!」 せつ菜・虹ヶ咲・侑 詳細 コメディ 20230215 侑「To菜々氏、From名無し」 せつ菜・虹ヶ咲 他 詳細 短編・ほのぼの・副菜 20230316 ミア「ん、やっぱり部活終わりに食べるハーゲンダッツは美味しいな〜」せつ菜(……) ミア・せつ菜 他 詳細 短編・ほのぼの 20230320 【SS】せつ菜「顧問……ですか……?」 せつ菜・アイラ 他 詳細 ほのぼの 20231123 R-18G スレタイ キャラクター 詳細 備考 日付
https://w.atwiki.jp/fleshyuri/pages/288.html
ラブ「ゴクゴク…美味し~ぃ!やっぱり暑い時はジュースだよね!」 せつな「ラブ、何飲んでるの?」 ラブ「これ?とろける桃!ピーチジュースだよっ」 せつな「美味しそうね。よかったら私にも頂戴」 ラブ「あちゃ、これが最後なんだよね。飲み掛けでいいならどうぞ!せつな!」 せつな「こ、これって間接キ…!精一杯、いただくわ!」 ラブ「でもさー、最初は美味しいけど、後になればなるほど味に慣れちゃって美味しさ半減だよね」 せつな「そう、ね。じゃあこれならどう?」 ラブ「?せつな?…ンむむっ…!」 せつな「…ぷはっ。も、桃とパッションフルーツのミックスジュースの口移し…どうかな?」 ラブ「そ、そりゃもう超美味しいよ!せつなの味がたまらなく甘美…」 せつな「し、幸せギブユー…」 ラブ「ワハー!」 おまけ ~黒ルート~ ラブ「でも、せつな口移しなんてよく知ってたね」 せつな「ええ、ブッキーに教えて貰ったの」 ラブ「…え?」 おまけ ~変態ルート~ ラブ「せつなの口移しのお礼にこんなんやってみました~」 せつな「ちょ、ラブ!何よこれー!?やん、ジュース冷たい…!」 ラブ「これ?わかめ酒だよ。日本の伝統美!」 せつな「こ、これも伝統美なの!?嘘でしょ!?」 ラブ「説明してるとジュースが温くなっちゃうから、早速いただきまーす」 せつな「あひぁ!ちっともお礼になってないじゃなーい!」 ラブ「ワハー!フレッシュ果汁ゲットだよ!」
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/1587.html
桃園家の初日の出/一六◆6/pMjwqUTkg 1 「ラブ。ねぇラブ、起きて」 「う~ん……もうちょっと……」 ラブを揺さぶるせつなの手が一瞬緩む。昨日は夜遅くまで起きていたから、まだ寝足りないのだろう。 でももう起こさないと間に合わない。 せつなが意を決したように、ラブの耳元に顔を近づける。 「ラブっ! あ・さ・よ!」 「うわぁっ!」 2 「もう時間よ」 「あ、そうだった!」 その一言で、ラブがパチリと目を開いた。大急ぎで着替え、二人揃ってベランダに出る。辺りはまだ仄暗くてお互いの顔もよく見えない。 「はぁ、間に合った~」 ラブの言葉に微笑んだせつなが、空を見上げてその顔を曇らせる。暁の空を、分厚い雲が覆っているのだ。 3 ――初日の出? ――そう! 元旦の日の出に一年の願い事をするの。でも、いつも起きられなくってさ~。 昨夜のラブとのやり取りを思い出す。 この世界の人々は何かと願い事をする。以前はそれが能天気に思えたが、少しずつわかってきた。敢えて願いを口にして、それを叶える決意を新たにしているのだと。 4 ――だったら明日は私が起こしてあげるわ。 この世界での“年”という区切りの最初の日。自分も願い事ということをして、一年への決意を新たにしたい。そう思ったのだが……。 「ラブ。こんなに曇っていたら太陽は……」 天候のせいなら仕方がない。せつなが諦めかけた、その時。 「あ。見て、せつな!」 5 ラブが身を乗り出して空の一点を指差した。そちらを見て、せつなが思わず目を見開く。垂れ込めた雲の間から差し込む一筋の光。見ているうちに光は二筋となり、次第にその数を増して、闇に沈む町を柔らかく照らし出す。 「綺麗だね、せつな」 「ええ……何だか空が、この町を祝福してくれているみたい」 6 「さあ、あたしたちも願い事しよう!」 ラブが元気よくそう言って、パン、と手を叩く。 「今年もみんなで、幸せをゲットできますように」 朝日を浴びて、ラブのツインテールが金色に輝く。それを眩しそうに見つめてから、せつなもそっと目を閉じる。 「今年もみんなの笑顔のために、精一杯頑張ります」 7 合わせた手を下ろし、顔を見合わせて小さく笑い合う。その時。 「あら? ラブ、せっちゃん。そんな格好で外に居たら風邪ひいちゃうわよ?」 囁くような声が階下から聞こえて、二人は驚いて庭を覗き込んだ。 分厚いコートを着込んだあゆみと圭太郎が、白い息を吐きながら笑顔でこちらを見上げている。 8 「お父さん! お母さん!」 「大きな声出さないの。まだ朝早いのよ?」 あゆみにたしなめられ、ラブが、あ……と首をすくめる。 二人とも今朝は珍しく早く目が覚めて、せっかくだから初日の出を見に出て来たのだという。 「それにしてもラブが初日の出を見られるなんて。これもせっちゃんのお蔭ね」 9 「ううん、そんなこと……」 照れ臭そうに頬を染めるせつなを見て、ラブがニコリと笑う。 「ねえ、ここからの方がよく見えるよ。上がって来て」 「おお、それもそうだな」 「その前に、二人はちゃんとコートを着ること」 「「はーい!!」」 思わず元気に声を揃えた二人が、今度は揃って口を押さえた。 10 「まあ、綺麗ね~」 「うちからの眺めもなかなかのものだな」 狭いベランダで肩を並べ、明けて行く町を眺める。 空には厚い雲があるけれど、目に映る景色は、こんなにもあたたかい。 「あけましておめでとう、ラブ、せっちゃん」 「今年もよろしくね」 四人の笑顔が朝日に照らされ、キラキラと輝いた。 ~終~
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/1579.html
『フレッシュプリキュア!31.5話:せつなとシフォン 大好きな町を守れ!』/一六◆6/pMjwqUTk 1 「そっか、わかった!」 ラブが猛然とノートに数字を書き始め、せつなが満足そうに頷く。 日曜日の午後。宿題をするラブの隣で、時々助け舟を出すせつな。指導というほどではなく、知識を解き方に結び付ける手助けをしているだけだ。 「正解よ」 「やったぁ! せつなのお蔭だよ。ありが……うわっ!」 2 一枚の紙切れが、ラブの顔にぴたりと貼り付く。 「キュア~!」 悪戯の張本人が、嬉しそうにフワフワと飛んで来た。 「こぉら、シフォン! あ、何か書いてある」 「スイーツ王国の文字ね。『ちょっとキョーダイんとこ行って来るわ。シフォンを頼んます。タルト』ですって」 「せつな、読めるの!?」 3 「ラブは続きをやって。私、シフォンと散歩してくる」 外に出た途端、シフォンがせつなの頭の上に乗った。町を見回し、時折嬉しそうな声を上げる。 「シフォンはこの町が大好きなのね」 「キュア~!」 「私もよ」 せつなが微笑んだ、その時。 「あら、東さん」 偶然出会ったのはクラスメイトだった。 4 慌ててシフォンを下ろし、腕に抱く。笑顔の級友に何を話せばいいのか分からない。 また学校でね、と去って行く彼女を見送って、せつなは小さく息をつく。 「ねぇ、シフォン。ラブがさっき私のお蔭って言ったでしょ? でもラブはずっと、私をフォローしてくれてる。私の方こそ、毎日がラブのお蔭なの」 5 シフォンは再びせつなの頭の上に乗ると、丸っこい手で頭を撫でるような仕草をした。 「せつな。ラブ。いっしょ」 「ええ。ラブが一緒に居てくれるんだもの。私、大好きなこの町で、毎日精一杯頑張るわ」 「キュア~!」 シフォンが嬉しそうな声を上げる。その時、遠くからドーンという破壊音が響いた。 6 そこに居たのはウエスターと、頭に巨大なハンドルを付けた、箱形の身体を持つモンスター。すぐ近くにある喫茶店のコーヒーミルが素体らしい。 「ナケワメ~ケ~!」 雄叫びと共に高々と舞い上がり、茶色の礫を雨あられと降らせて商店街の通りを滅茶苦茶にする。 「ラブ! ナケワメーケが現れたわ!」 7 通話を切ってリンクルンを構える。赤い光が収まると、桃色の髪をなびかせて立つキュアパッションの姿があった。 「よぉ、イース」 「これ以上、町を傷付けさせない!」 パッションが宙を舞う。だが数多の礫が行く手を阻み本体に近付けない。 次の瞬間、怪物の腕が高速で伸び、パッションを叩き落した。 8 倒れ伏したパッションに、礫が散弾のように降り注ぐ。 「きゅあきゅあ、ぷりっぷ~!」 突如、小さな影がパッションの前に現れた。その周りに生まれた光のバリアに触れた途端、礫は光の粒となって消えていく。 「シフォン!」 「キュア~!」 つぶらな瞳に宿る決意。それを見て、パッションが頷いた。 9 「わかった。一緒に町を守るわよ、シフォン!」 パッションが再び宙を舞う。全ての礫を怪物めがけて打ち返し、蹴り返す。 シフォンはパッションの頭の上に座り、懸命にバリアを張り続ける。 業を煮やしたナケワメーケが、頭の上のハンドルを回した。途端に膨大な数の礫が二人に襲い掛かる――! その時。 10 ピンク色の光の奔流に包まれて、全ての礫が消失する。 怪物は二つの影に蹴りつけられ、仰向けに倒れた。 「お待たせ!」 パッションは仲間たちに笑顔を向け、シフォンをピーチに預けてパッションハープを構える。 赤いハートと白い羽根が吹き荒れる中、ついにナケワメーケはコーヒーミルの姿に戻った。 11 翌日、級友たちがせつなを取り囲んだ。 「東さん、ぬいぐるみを頭に乗せたりするの?」 「意外とお茶目ね」 「可愛いわ」 フォローしかけたラブが、ニコリと笑って口をつぐむ。 せつなの顔が、見る見る真っ赤に染まった。 ~終~
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/96.html
Tears of the clover:episode.6 何だか…帰りたくない。夕暮れの公園。 ブランコに乗り、秋風に吹かれている少女、東せつながいた。 もうどのくらいこうしているのだろう。 明るかった空は夕闇に染まり、気づけばすっかり薄暗くなっている。 秋とは言えど、風は随分冷たくなっており、指先は冷え切って感覚がなくなっている。 帰らなきゃ…。 重い腰をようやく持ち上げ、せつなはのろのろと歩き出す。 しばらく歩いていたものの、急に何事か思い立った彼女は、桃園家へと続く帰路を横道にそれた。 辿り着いた先は、何度か訪れたことのある家。 寒さに震える指先で、せつなはインターホンを鳴らす。 『…ハーイ』 しばらく間を置いて、聞き慣れた声が迎える。 「あ、美希?…せつなです」 名乗ると同時に、インターホン越しに慌てて玄関に駆け付ける音がして、ガチャリとドアが開き、美希が姿を見せた。 「いらっしゃい、せつな」 彼女の笑顔を見て、せつなは安堵した。 さっきまでの不安が、ほんの少し和らいだようだった。 「急に来ちゃってごめんなさい。わたし…」 「ううん、いいのよ。来てくれて嬉しいわ。さ、上がって」 ふるふると顔を横に振り、自室へ上がるように促す美希の後について、せつなは靴を脱いだ。 美希の部屋に通されたせつなは、出された紅茶に口をつけ、ひとくち飲み込む。 温かい…。 柑橘系の香りが鼻孔をくすぐり、温かな液体が冷えた喉をすべり降りてゆく。 温度もちょうど飲みごろで、まさに美希の口癖どおりの「完璧」な飲みもの。 綺麗に整頓された部屋の中で温かい紅茶をいただき、今やカップを持つ指もすっかり温まっている。 その温かさは、彼女の心の中にまで染み渡ってゆくようだった。 「…美味しいわ」 「ありがと。それ、うちのオリジナルブレンドなの。香りだけじゃなくて味わいにもこだわってるのよ。お客様にも喜ばれてるのよね」 四角いローテーブルを挟んで、せつなとは対角に座りながら、美希は脚をくずす。 「お家には連絡したの?」 「さっき来る途中で、『美希の家に寄ります』って電話しておいたの。おばさまが出たので、少し遅くなるって言っておいたわ」 「…そう」 「…ねぇ美希、この前のこと怒ってるでしょ?」 「ああ、キスのこと?」 はっきりと言う美希に対し、せつなは少し恥ずかしそうに頷く。 あの丘でどちらからともなく口づけたあと、美希の腕の中から逃げるように立ち去ったあの日。 それはまるで燃え残った花火のように、せつなの心にモヤモヤと燻り続けていた。 「怒るわけないじゃない。…むしろ、嬉しかったの」 「嬉しい?どして?」 問いかけるせつなの眼を、美希は見つめ返しながら何時になく真剣に答えた。 「…アタシ、せつなが好き」 美希の瞳の力強さに、せつなはうろたえる。 美希が…わたしを…? あの日。 ラブが離れていくような気がして、すがるような気持ちでしてしまったキス。 それなのに、美希は嬉しかったと言ってくれる。 そして、そんな自分を好きだと言ってくれる。 真摯な思いに触れ、せつなにも嬉しさが溢れた。 だが、自分が好きなのは…。 たったひとりの人の面影に、苦しくなるほどの恋慕を覚えて、無意識に胸元をつかむ。 「ありがとう美希。だけど、わたしには…」 「わかってる。ラブだけ、でしょ?」 こくん。黙って頷くせつなの手を握り、美希が言葉を続ける。 「アタシはせつなが好き。せつなが誰を好きでも、その気持ちはおんなじなの。せつなはどう?」 せつなは考える。 美希は、相手の気持ちに関係なく、自分の気持ちに正直であろうとしているんだ。 じゃあわたしは…?。 「…わたしも美希とおんなじよ。わたしはラブが好き。ラブが誰を好きでも」 「それじゃ、早いとこ仕度仕度!」 「何?」 「こんなところで油売ってないで帰るのよ、自分の居場所にね」 「わたしの…居場所」 せつなにとって、帰るべき居場所は何時でもラブだった。 探していた答えは、こんな簡単なことだったのに。 ラブが離れてゆくなら、待ち続けていればいい。 いつか帰ってくることを信じて。 「そうね。帰らなきゃ、わたしの居場所に。本当にありがとう美希。美希にはいつも助けられてばかりね」 「いつでもまた来てね。慰めてア・ゲ・ル」 ふざけながら、小さくウインクする美希。 その仕草に、せつなの顔はみるみる朱に染まった。 「んもぅ美希ったら!からかわないで!」 「アハハ…ごめんごめん」 ふたりでひとしきり笑い合うと、せつなの瞳から小さな光がこぼれた。 涙って、嬉しい時にも流れるものなんだわ。 早くラブに会いたい。 せつなの新たな決意は、困難に立ち向かう勇気をもたらしていた。 最終章:【月だけがそのすべてを見ていた】へ
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/347.html
第16話 エピローグ一緒に歩いてゆく(第1期完結) love-setuna ベランダから部屋を覗くと、せつながベッドに倒れ込んでいた。 倒れた、と言うか、ベッドに腰掛けたまま上半身を横にしていた。 また、具合悪いんじゃないよね? 「……せつな、どうしたの?…って!?ちょっ!」 せつなの顔を覗き込もうとした瞬間、グイッと手を引かれて ベッドに引き倒された。 せつなが覆い被さってくる。 (………?) あたしに体重を掛けたまま、じっと動かない。 荒い息を抑えるように少し体を震わせている。 あたしの胸の上で押し付けられたせつなの鼓動が早鐘を打っているのに 気が付いた。 背中に腕を回し、寝返りを打って体を入れ換える。 心臓の動きに合わせて、微かに左乳房が揺れてる。 宥めるようにさすると、せつなが手の平を重ねてきた。 「………会ってきた。」 誰に、とは聞くまでもない。 余程緊張したのだろう。重ねられた手は冷たく湿っている。 体を起こして顔を見ると、泣き出す寸前の子供のような表情をしていた。 「……そっか…。」 前髪の生え際を撫で、おでこをくっつける。 せつなはギュッと目を閉じ、あたしの首に腕を絡める。 「………抱っこ、して…。」 涙の混じった声でそんな事を言う。 せつなの頭を抱えるようにして、今度はお互い向かい合って横になる。 腰を引き寄せ、ぴったりと体を密着させる。 せつなの動悸が治まるまで。 「……精一杯、頑張ってきたんだね…?」 髪を指で梳き、よしよしと背中をさする。 「せつな、いい子。」 「…いい子なんかじゃ、ないわ。」 泣かせてきたんだもの。 「……せつなはいい子。あたしの大事なお姫さま。」 ラブは唄うように囁く。 「せつなが何を言って、どんな事をしてもね。」 あやすように体を揺すり、額に、瞼に、頬に、口付ける。 「だーい好き、だよ?」 あたしとせつなの鼓動が緩やかに重なっていく。 まるで一つの心臓みたいに。 「……私も。」 ラブの中に溶けてゆきたい。 「それはダメ。」 「……どして?」 こんな風に抱き締められなくなるから。 「……せつなはね、幸せになるんだよ。今より、もっと、もっと。」 だからブッキー、戻ってきてね。 あたしもせつなも、あなたの笑顔を待ってるから。 miki-inori 祈里が訪ねて来た。 唇を引き結び、硬い 表情で。 泣きそうなのを我慢してる。それくらい分かる。 何年付き合ってると思ってるの? 「らしくない事、するもんじゃないわよ。」 しんどかったでしょ? 「……美希ちゃん……。」 ポンポン、と頭を叩くと祈里はアタシの膝に顔を埋めて泣きじゃくった。 ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい………… ただ、それだけを繰り返す。 アタシにしか、言えないんだよね? ラブにも、せつなにも言葉での謝罪なんて意味がないから。 でも、言いたいのよね。ごめんなさいって。 だって、あなたが悪いんだもの。謝らなきゃ、苦しいわよね。 だから、アタシが聞いてあげる。 ラブの分まで。せつなの分まで。 「これで、お仕舞いにするから……。もう、泣かないから。」 本当は、もう泣かないでいられるって思ってたの。 だって散々泣いた後だったから。ダムが出来るんじゃないかってくらい。 でもね、また溜まっちゃったみたいなの。 美希ちゃんの顔みたら、我慢出来なくなっちゃったの。 祈里は、そう言ってまたアタシのスカートを涙で濡らす。 アタシは黙って祈里の柔らかい髪を撫で続けた。 「…美希ちゃん。次のダンスレッスンね、一緒に行ってくれる?」 「いいわよ。前の日に泊まりに来れば?」 一緒に寝て、朝一緒に出よう。 「美希ちゃん、美希ちゃん、美希ちゃん……」 ごめんなさい、の次はアタシの名前? 壊れたスピーカーみたいね。 でもね、泣くのはこれでお仕舞い、なんて言わなくていいわよ。 膝くらいいつでも貸してあげるしね。 その代わり、なんでも話さなきゃダメよ? あなたは思い詰めたら録な事にならないって、分かったんだから。 せつなが祈里にどんな魔法をかけたのか、それは聞かない。 でも、祈里は泣けるようになった。 それなら、次はきっと笑ってくれる。 震える小さな背中には、目に見えない大きな十字架。 あなたは背負って行く事に決めたのよね? アタシは代わってあげる事も、手を貸す事も出来ない。しちゃいけない。 だから、隣にいるからね。 いつでも、アタシの手を握っていいから。 clover 朝靄が立ち込める。吐く息が白くなり、冴えた空気が肺を充たす。 「行こっか!」 ラブはせつなに手を差し出す。 「うん。」 対するせつなはちょっと硬い顔。 ラブはせつなを抱き寄せ、グリグリと頬擦りする。 「ちょっ、ちょっと、ラブ!」 「タッハー!今日のせつなも可愛すぎ!」 せつなは顔赤くしてラブを押し退ける。 「もう!」 「にゃはは!さぁ、レッツゴー!だよ!」 二人は手を繋いで玄関を出る。 ……… …………… 「ブッキー、そろそろ行こ。」 「……うん……。」 祈里は顔を強張らせ、口の端をひくひくさせている。 ……ひょっとして、笑ってるつもりなんだろうか? 「きゃっ!何?美希ちゃん!」 美希はうりゃうりゃ!と祈里の頬を両手で押し潰す。 「表情筋のマッサージよ。何なら体も解そうか?」 「やっ!やはっ!やめてぇ!」 美希は祈里の脇腹をくすぐる。 ひーひーと身を捩り美希の指から祈里が逃げようとする。 「もぉう、涙出たよぉ!」 美希は笑顔で手を差し出す。祈里は美希の柔らかな手を、キュッと握った。 天使像の前に着く 。 ラブとせつながやって来るのが見えた。 「せつなちゃん、ラブちゃん、おはよう!」 祈里が手を振る。 ラブが白い歯を見せて、大きく手を振り返してくる せつなは微笑んで、胸の前で小さく手を上げる。 「今日はミユキさんも来てくれるんだよね?くっはー!楽しみ!」 「随分体なまっちゃったわ。ちゃんと踊れるかしら。」 「せつなは慣らす程度にしときなさいよ?病み上がりなんだから。」 「せつなちゃんなら、ちょっとやればすぐに追い付けると思う。」 四人で歩く。笑い合い、ふざけ合い、光の中を。 並んで、少し乱れたり、誰かが遅れたりしながら。 以前と変わらぬ風景。 でもそれぞれの中に、それぞれの傷。 深いもの、浅いもの、消える傷、残る傷。 胸に抱きながら歩いて行く。 いつか大人になって、それぞれの道に別れてしまう事になっても。 今、この一時を一緒に。 fin 第17話 弱き者の祈り(第2期開始)へ続く
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/75.html
love-setuna ベランダから部屋を覗くと、せつながベッドに倒れ込んでいた。 倒れた、と言うか、ベッドに腰掛けたまま上半身を横にしていた。 また、具合悪いんじゃないよね? 「……せつな、どうしたの?…って!?ちょっ!」 せつなの顔を覗き込もうとした瞬間、グイッと手を引かれて ベッドに引き倒された。 せつなが覆い被さってくる。 (………?) あたしに体重を掛けたまま、じっと動かない。 荒い息を抑えるように少し体を震わせている。 あたしの胸の上で押し付けられたせつなの鼓動が早鐘を打っているのに 気が付いた。 背中に腕を回し、寝返りを打って体を入れ換える。 心臓の動きに合わせて、微かに左乳房が揺れてる。 宥めるようにさすると、せつなが手の平を重ねてきた。 「………会ってきた。」 誰に、とは聞くまでもない。 余程緊張したのだろう。重ねられた手は冷たく湿っている。 体を起こして顔を見ると、泣き出す寸前の子供のような表情をしていた。 「……そっか…。」 前髪の生え際を撫で、おでこをくっつける。 せつなはギュッと目を閉じ、あたしの首に腕を絡める。 「………抱っこ、して…。」 涙の混じった声でそんな事を言う。 せつなの頭を抱えるようにして、今度はお互い向かい合って横になる。 腰を引き寄せ、ぴったりと体を密着させる。 せつなの動悸が治まるまで。 「……精一杯、頑張ってきたんだね…?」 髪を指で梳き、よしよしと背中をさする。 「せつな、いい子。」 「…いい子なんかじゃ、ないわ。」 泣かせてきたんだもの。 「……せつなはいい子。あたしの大事なお姫さま。」 ラブは唄うように囁く。 「せつなが何を言って、どんな事をしてもね。」 あやすように体を揺すり、額に、瞼に、頬に、口付ける。 「だーい好き、だよ?」 あたしとせつなの鼓動が緩やかに重なっていく。 まるで一つの心臓みたいに。 「……私も。」 ラブの中に溶けてゆきたい。 「それはダメ。」 「……どして?」 こんな風に抱き締められなくなるから。 「……せつなはね、幸せになるんだよ。今より、もっと、もっと。」 だからブッキー、戻ってきてね。 あたしもせつなも、あなたの笑顔を待ってるから。 miki-inori 祈里が訪ねて来た。 唇を引き結び、硬い 表情で。 泣きそうなのを我慢してる。それくらい分かる。 何年付き合ってると思ってるの? 「らしくない事、するもんじゃないわよ。」 しんどかったでしょ? 「……美希ちゃん……。」 ポンポン、と頭を叩くと祈里はアタシの膝に顔を埋めて泣きじゃくった。 ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい………… ただ、それだけを繰り返す。 アタシにしか、言えないんだよね? ラブにも、せつなにも言葉での謝罪なんて意味がないから。 でも、言いたいのよね。ごめんなさいって。 だって、あなたが悪いんだもの。謝らなきゃ、苦しいわよね。 だから、アタシが聞いてあげる。 ラブの分まで。せつなの分まで。 「これで、お仕舞いにするから……。もう、泣かないから。」 本当は、もう泣かないでいられるって思ってたの。 だって散々泣いた後だったから。ダムが出来るんじゃないかってくらい。 でもね、また溜まっちゃったみたいなの。 美希ちゃんの顔みたら、我慢出来なくなっちゃったの。 祈里は、そう言ってまたアタシのスカートを涙で濡らす。 アタシは黙って祈里の柔らかい髪を撫で続けた。 「…美希ちゃん。次のダンスレッスンね、一緒に行ってくれる?」 「いいわよ。前の日に泊まりに来れば?」 一緒に寝て、朝一緒に出よう。 「美希ちゃん、美希ちゃん、美希ちゃん……」 ごめんなさい、の次はアタシの名前? 壊れたスピーカーみたいね。 でもね、泣くのはこれでお仕舞い、なんて言わなくていいわよ。 膝くらいいつでも貸してあげるしね。 その代わり、なんでも話さなきゃダメよ? あなたは思い詰めたら録な事にならないって、分かったんだから。 せつなが祈里にどんな魔法をかけたのか、それは聞かない。 でも、祈里は泣けるようになった。 それなら、次はきっと笑ってくれる。 震える小さな背中には、目に見えない大きな十字架。 あなたは背負って行く事に決めたのよね? アタシは代わってあげる事も、手を貸す事も出来ない。しちゃいけない。 だから、隣にいるからね。 いつでも、アタシの手を握っていいから。 clover 朝靄が立ち込める。吐く息が白くなり、冴えた空気が肺を充たす。 「行こっか!」 ラブはせつなに手を差し出す。 「うん。」 対するせつなはちょっと硬い顔。 ラブはせつなを抱き寄せ、グリグリと頬擦りする。 「ちょっ、ちょっと、ラブ!」 「タッハー!今日のせつなも可愛すぎ!」 せつなは顔赤くしてラブを押し退ける。 「もう!」 「にゃはは!さぁ、レッツゴー!だよ!」 二人は手を繋いで玄関を出る。 ……… …………… 「ブッキー、そろそろ行こ。」 「……うん……。」 祈里は顔を強張らせ、口の端をひくひくさせている。 ……ひょっとして、笑ってるつもりなんだろうか? 「きゃっ!何?美希ちゃん!」 美希はうりゃうりゃ!と祈里の頬を両手で押し潰す。 「表情筋のマッサージよ。何なら体も解そうか?」 「やっ!やはっ!やめてぇ!」 美希は祈里の脇腹をくすぐる。 ひーひーと身を捩り美希の指から祈里が逃げようとする。 「もぉう、涙出たよぉ!」 美希は笑顔で手を差し出す。祈里は美希の柔らかな手を、キュッと握った。 天使像の前に着く 。 ラブとせつながやって来るのが見えた。 「せつなちゃん、ラブちゃん、おはよう!」 祈里が手を振る。 ラブが白い歯を見せて、大きく手を振り返してくる せつなは微笑んで、胸の前で小さく手を上げる。 「今日はミユキさんも来てくれるんだよね?くっはー!楽しみ!」 「随分体なまっちゃったわ。ちゃんと踊れるかしら。」 「せつなは慣らす程度にしときなさいよ?病み上がりなんだから。」 「せつなちゃんなら、ちょっとやればすぐに追い付けると思う。」 四人で歩く。笑い合い、ふざけ合い、光の中を。 並んで、少し乱れたり、誰かが遅れたりしながら。 以前と変わらぬ風景。 でもそれぞれの中に、それぞれの傷。 深いもの、浅いもの、消える傷、残る傷。 胸に抱きながら歩いて行く。 いつか大人になって、それぞれの道に別れてしまう事になっても。 今、この一時を一緒に。 fin 黒ブキ26は後日談です。
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/282.html
第25話『帰ってきたせっちゃん――ある日のせっちゃん。パジャマパーティー――』 「わっは~、ふっかふか。美希たんのベッドは柔らかくって気持ちいい~!」 綺麗に整頓された美希の部屋。行き届いたベッドメイク。さっきまで、枕投げで散らかっていたはずなのに。 青一色に整えられた部屋は、奥行きが広く感じられ、さながら小さな海のよう。 真っ白なシーツは、打ち寄せる小波。 違うのは匂い。磯の荒々しい臭いじゃなくて、甘く爽やかなラベンダーの薫り。 「ラベンダーは安眠効果が高いのよ。きっと、素敵な夢が見られるわ」 美希が説明するのを待たず、ラブが飛び出した。 まずはベッドにほお擦りして、ゴロンと敷き布団の上を転がって、みんなもおいでよと手招きする。 「ちょっと、ラブ! プールじゃあるまいし飛び込まないでよ」 「あ~あ、せっかく美希ちゃんが食事中に抜け出して整えてくれたのに」 「そうそうって、なんでブッキーが知ってるのよ?」 「おばさんじゃなかったんだ」 「顔に書いてあるよ?」 「ないわよっ! せつなもジロジロ見ないの、そんなわけないでしょ」 「美希は、見えないところでいつも頑張ってるのね」 「ラブちゃんは相変わらず。せつなちゃんと二人の時もこうなの?」 「そうね、あんまり変わらないわよ」 呆れた顔で話すせつなの表情は、でも、楽しいって感情を隠しきれずにほころんでいた。 子どもなんだから、と溜息を漏らすせつなにラブが抗議する。 「えっ~せつなだってこの前は」 バフン! せつなの投げた枕が、ラブの顔面を直撃する。 かくして――止めようとする美希の奮闘も空しく、枕投げの第二ラウンドが勃発したのであった。 『帰ってきたせっちゃん――ある日のせっちゃん。パジャマパーティー――』 『お邪魔しま~す!!!』 ジャージ姿で蒼乃家の門をくぐる、ラブ、祈里、せつな。扉を開いた美希も、首にスポーツタオルをかけたトレーニングスタイルだ。 休日を利用しての、早朝からのダンスレッスン。昼からミユキさんもコーチに加わってのハードメニューだった。 みんなクタクタに疲れていたのだが、表情は活き活きと弾む。 理由は、各自が抱える大きなバックが物語っていた。今日は――パジャマパーティーなのだから。 「いらっしゃ~い。みんな、ゆっくりしていってね」 「ゆっくりはするわよ、お泊りなんだから」 「もう、美希ちゃんのイジワル。そんな言い方しなくたっていいのに」 「ゴメンってば。今夜の夕食はアタシたちが作るから、ママものんびりしてよね」 「それは助かるわぁ~、美希ちゃんのお料理は味気なくって」 「アタシはママから教わったんだけど……」 後ろでクスクス笑い出した三人に気が付いて、美希が顔を赤らめる。「行くわよ」と、レミを置いてさっさと自分の部屋に上がる。 慌てて後を追うラブたちを、レミは可愛らしく手を振って見送った。 「おばさん、相変わらずね。母娘というより、友達同士の会話みたい」 「もう、恥ずかしいんだから」 「でも、見ていて仲がいいのが伝わってくるわ」 「うん、あたしたちもおかあさんと仲良しだけど、美希たんのとこと少し違うよね」 「そうね。アタシはママの娘だけど、気の合う友達であり、相談相手でもあるのよ」 「だって、美希ちゃんしっかりしてるんですもの。あたしとしては、もう少し頼って欲しいのだけど」 「それはママがだらしないから……。って、なんでここにいるのよっ!」 「お風呂沸いたわよ、って伝えにきたのよ。ローズマリーを浮かべておいたから、サッパリするわよ~」 怒って追い出す美希と、懲りた様子のないレミ。こんな性格だから、二人っきりの暮らしも寂しくないのだろう。 「それにしても、美希たん家のハーブ湯なんて久しぶり~」 「せっかくだから、みんなで入っちゃおうか?」 「ええっ? 私は恥ずかしいから後で入るわ」 「わたしも、自信ないからやめとく」 「お風呂に何の自信がいるのよ? 女の子同士なんだから気にしないの」 「そうそう。行くよっ! せつな」 「きゃっ! ちょっと、ラブったら押さないで」 「わたし、信じてる……」 「だから、何をよ……」 二人暮しとは思えない、豪華で広いバスルーム。アイドルだったレミは、お風呂には特にこだわりがあった。 湯船には可愛らしい花柄模様の布袋が浮かぶ。中にはハーブの茎葉がたっぷりと入っていた。 「美希のアロマ好きは、お母様ゆずりだったのね」 「いい匂い。ずっとこうしていたいくらい」 「そんなの、バスタブに体を隠してる理由にはならないわよ?」 「せつな、背中流してあげる」 「「嫌だって、言ってるのに……」」 生き返ったようにツヤツヤしているラブ。緊張してグッタリ疲れたせつなに、何やら落ち込んでいる様子の祈里。 そんな中、美希はテキパキと髪にタオルを巻き、ローションマスクを貼り付けていく。 「美希たん、毎晩そんなことしてるんだ?」 「当然でしょ? 入浴後は時間との戦いなのよ。さっ、みんなも早くするのよ」 初めての体験に、みんなくすぐったがったり、おかしくなって笑ったり。にらめっこしてるんじゃないんだから、と美希にたしなめられる。 パジャマパーティー。一日だけでも違う家庭の暮らしに触れると、新しい発見も多い。 感じ方や考え方の違い。個性と呼ばれる人のあり方の違いの多くは、日々の暮らしから生まれるものなのだろう。 スキンケアが終わるのを待てずに、ラブがキョロキョロしながら辺りを物色し始める。 勝手知ったる幼馴染の部屋。トランプを見つけて遊ぼうと持ちかける。 「はしゃぐのはもう少し後にしてね。後十分くらいは動いちゃダメよ」 「じゃあね、せつな、占いしてよ」 「いいけど、何を占えばいいの?」 「え~っと、明日の運勢とかかな?」 「せつなちゃん、また占いするようになったのね」 「アタシは占いなんて信じないわよ」 「ふ~ん? じゃあ、美希の運勢を占ってあげる。最悪ね、この先きっと良くないことが起こるわ」 「ちょっと! 縁起でもないこと言わないでったら」 「冗談よ、やっぱり気になるんじゃない」 「ゴメンナサイ……」 「でも、運勢ってなんだろう。運命って始めから決まってるものなのかな?」 「わからないわ。私にとっては、運命はメビウス様が決定されるものだったから……」 「せつなっ!」 「せつなちゃん?」 「せつな、あなた……」 「いいの。もう、私はイースであったことを受け入れようって決めたの」 せつなは、真摯な眼差しでみんなを見つめる。 それは、あの日に決意した想い。未来にかける願い。ダンスユニット“クローバー”の再結成の誓い。 そんなせつなの想いを受け止めて、みんなは――みんなは……いっせいに吹き出した。 「ちょっと、何が面白いのよっ!?」 「だって……、ククク」 「そんな顔で、アハハ」 「パックが崩れちゃう……、クスクス」 「もうっ! 許さないんだから!」 せつなの投げた枕が、美希の頭をわずかに掠める。美希はチラリと時計を見てから、不敵な表情でパックを外した。 ラブと祈里も、顔を見合わせて同時に剥がした。 せつなも力強く剥ぎ取った。パックにも劣らない真っ白な素顔が、戦士の表情を形作る。 「ちょうど十分ね、受けて立つわ!」 「私に勝てると思ってるの?」 「恒例、枕投げ対決、行くよ!」 「負けないんだから!」 ここに、パジャマパーティー史上、最大の決戦の火蓋が切って落とされたのだった。 「今夜はあたしの特製のハンバーグだよ」 「私も、クリームコロッケに挑戦するわ」 「じゃあ、アタシは付け合せのサラダでも作ろうかな」 「わたしは……。みんなのお手伝いをするね」 今度はみんなで夕食の準備。 パジャマ姿のままで、上からエプロンを付ける。一見、お遊戯じみているが、実は彼女たちの腕は中々のものだった。 各自の得意料理。別々に作るかと思いきや、ラブとせつなは作業を分担しあって調理を進めていく。 包丁を握るラブと、下味をつけるせつな。左右に行き交う食材たち。 “焼き”と“揚げ”だけは、それぞれの手で行った。 「この二人って、……一体……」 「シェフじゃないんだから……」 前回のパジャマパーティーと比べても、遥かに腕を上げた二人の手付きに目を見張る。 美希も負けじと、豊富な食材を使って、色とりどりのサラダを完成させた。 テーブルを埋め尽くす料理の数々に、レミも驚きの表情を浮かべる。 ハンバーグにコロッケ。サラダに炒め野菜。スープにデザート。 栄養のバランスもしっかりと考えられていて、ボリュームはあるが見た目ほど量が多いわけでもない。 『いただきま~す』 「いいわねぇ~、家庭でこんなに美味しいご飯が食べられるなんて」 「いやぁ~、それほどでも」 「おかあさんは、もっと上手なんです」 「わたしのお母さんのお料理も、負けないくらい美味しいのよ」 「要するに、ママがダメなのよね」 「ヒドイ! 美希ちゃん」 絶え間なく沸き起こる笑い。食卓を囲む笑顔。久しぶりに賑やかな蒼乃家の食卓に、レミも嬉しそうだった。 食後の後片付け。四人一緒だと、そんなことも楽しくて。お話しながら、ゆっくりとテーブルやキッチンを綺麗にしていく。 「美希のお母様は、とても綺麗ね」 「急にどうしたの? 初めて会うわけでもないのに」 「容姿のことじゃなくて、姿勢とか、立ち振る舞いとか、食事の作法とか」 「うん、ママが言ってたの。美しくなりたいのなら、常に他人の視線を意識しなさいって」 せつなはテーブルを拭いてるレミに目を向ける。作業としては決して誉められた手付きじゃないけれど、物腰がとても上品で優雅だった。 経験が人を形作り、それが後の自分の生き方や、家族や友人にまで影響を与えていく。 美希のモデルへの憧れも、アイドルであった母親の、生き方や美しさと無縁ではないのだろう。 そして、思う。 だとしたら、自分は過去から何を得たのだろう。この先、それによって何を伝えていけるのだろうかと。 食事を終えて美希の部屋に戻る。そこで二度目の枕投げの後、一息ついてから、今度は美希が小さい頃の写真を引っ張り出してきた。 ラブと祈里も、申し合わせていたのだろう。それぞれバックの中から、古い表紙の分厚いアルバムを取り出した。 三人の写真は、本当に小さな頃から一緒に映っているものが多かった。 同じ日に撮ったのだろうと思われる写真もあった。 「こっちが弟の和希。アタシとラブとブッキーは~」 「クスッ、わかるわよ。面影がそのまんまじゃない」 「あはは、まだ十五歳だし、あんまり変わらないよね」 「わたし……可愛い」 「えっ?」 「ブッキー、今、なんて?」 「あっ、ううん、なんでもない!」 なぜか拳を握り締めた祈里に、一同が訝しがる。 そんなつぶやきはともかくとして、幼い頃の三人はどれも愛らしかった。 「本当に可愛い。抱きしめてあげたくなるくらい」 「ホントッ? 恥ずかしいけど、せつななら……」 「ばかっ、小さい頃のラブの話よ」 「たはは、でも、せつなの小さい頃だってすっごく可愛かったろうな~」 「……なかったと思うわ。可愛げなんてなかったもの」 「そんなことないよっ! 目付きの悪い小さなイースだって、絶対に可愛いって!」 「ラブちゃん、それ、フォローになってないと思う……」 「ゴメン、せつな。悲しいこと思い出させちゃった?」 「平気よ。アルバム見せてもらうの初めてだったから、とっても嬉しいわ」 「それはね――」 早くから美希の提案で、アルバムはせつなには見せないようにしようと話していたらしい。 幼い頃の思い出のないせつなにとって、羨ましい写真かもしれないからって。 同じ理由で、それぞれの誕生日パーティーを盛大に祝うこともしないようにしていたのだとか。 「ごめんなさい、気を使わせていたのね。でも、今になってどうして?」 「最近、せつなの様子が変わったからかな」 「美希ちゃんがね、今ならいいんじゃないかって」 「ゴメン。あたし、せつなの気持ちも考えないで、おじいちゃんの写真で騒いじゃったことあったよね」 せつなは首を振って、謝るラブたちに微笑みかける。本当に、自分の知らないみんなの姿を見ることができて嬉しいって。 正確には、せつなは幼い頃の写真がないわけではない。データーという形で、幼少時の姿は記録されている。 しかし――それは思い出と呼ぶにはかけ離れたものだった。 心の通わない、証明写真のようなものだった。 そんなことまで素直に話せる自分を不思議に思いながら、アルバムを通して、しばらく三人の思い出の中を旅した。 「ねえ、ラブ? これは……。クスッ、もう寝ちゃったのね」 「ブッキーもよ。二人とも、ダンスの練習で疲れていたのね」 「美希は平気みたいね?」 「アタシは鍛え方が違うもの。せつなこそ余裕そうじゃない?」 「そうね。それも……寂しい過去で、笑顔と引き換えにして得たものよ」 美希は立ち上がり、ベッドを占拠して眠るラブと祈里にそっと布団を掛けた。 二人は互いに向き合って、体を丸めて、おでこをくっつけ合うようにして眠っていた。 「こうして見ると、まるで姉妹ね。ううん、美希もそう」 「否定しないわ。幼馴染って、姉妹にも似た関係なんだと思うもの」 ラブと祈里は一人っ子。美希には弟がいるが、離れ離れに暮らしているのでやっぱり一人。 そんな寂しさを埋めあうように、三人はいつも一緒に過ごしてきた。 「それで、ラブに何を聞こうとしていたの?」 「この写真よ、三人とも泣いているわ。それに、ラブがなんだか怒ってるみたいで」 「ああ、それはね……」 それは、美希が弟の和希と別れ別れになって、しばらくした頃のことだった。 当時、美希は少しだけ荒れていて、祈里に八つ当たりして泣かせてしまったことがあった。 駆けつけたラブが祈里を庇って、美希に食ってかかったのだ。そして喧嘩になって、結局は三人とも泣き出してしまった。 「アタシってもともと生意気な子だったし、あの頃は特にね。だから、ラブまでアタシを嫌ったんだって思って泣いちゃったの」 「ラブは、誰かを嫌ったりなんかしないわ」 「そうなの。後でわかったんだけど、ラブはブッキーを庇ったんじゃなくて、アタシを心配して叱ってくれたらしいの」 「ラブは、小さな頃からラブなのね」 「うん。あの時ラブが叱ってくれなかったら、アタシはきっと嫌な子になってたと思う」 「それで、いつもラブがリーダーなのね」 「そうよ、ほらっ、あの子って怒らせると恐いでしょ?」 「クスッ、そうね。それはよくわかるわ」 ちょっとだけ似た境遇。小さな秘密を分かち合って、美希とせつなは顔を見合わせてクスリと笑う。 美希がラブと出会って変わったのなら、それは自分と同じだと思う。 いや、同じではないのだろう。 幼い頃に出会っていたら、人格がかたまる前に知り合っていたら、自分も幼馴染であったのなら……。 一体、どんな人間になれたんだろう。 遅すぎる出会い。取り返しの付かない過ち。夢であってほしかった現実。 もっと早くに、幼馴染として出会えたなら……。そうしたら、どんな今があったんだろう。 「美希、ここだけの秘密にしておいて。私は、やっぱりあなたたちがうらやましい。私も、この中の一人になりたかった」 「もう、なってるじゃない? 幼馴染じゃなくても、せつなはアタシたちにとって、他の二人と同じくらい大切な仲間よ」 「だって、遅すぎるじゃない」 「ねえ、聞いて」 美希は静かに話す。ずっと一緒、そう思っていた三人が、バラバラになってしまった日のことを。 当時、小学校六年生だった美希は、読者モデルとしての第一歩を踏み始めた時期だった。 読モとは言え、本物のモデル業界の厳しさを肌で感じ取った美希は、このままでは夢が叶わないことを知った。 そこでレミと相談して、芸能学校である、私立鳥越学園への進学を決意したのだ。 それは、ラブや祈里と別れ別れになることを意味していた。 ラブは涙を堪えて、懸命に堪えて、がんばってと応援してくれた。 祈里はしばらく泣きじゃくったが、やがて自分も獣医の夢を求めて、偏差値の高い私立白詰草女子学院に行くことにした。 中学生になってからも交流は続いたが、別々の時間を、別々の友人と過ごすことも多くなっていた。 いつも一緒。そんな関係は、夢と自立の名の元に崩れ去っていった。 「このまま、少しづつ距離が開いていくと思ったの。そして、いつかは会うこともなくなるんじゃないかって」 「でも、そうはならなかった。私たちの、ラビリンスの襲撃があったからね?」 「ええ、プリキュアとダンスね。同じ使命と夢を持てたアタシたちは、また一緒に行動するようになった」 「皮肉なものね。大きな不幸が、小さな幸せをもたらしたなんて」 「アタシにとっては小さくなかったわ。イースが現れてアタシたちは集い、せつなの加入でアタシたちは一つになれたのよ」 「私が遅れて来たことにも、意味があったのかしら」 「アタシは三人で完璧だって思ってた。でも、違ったの。せつなが加わって四人になって、それでクローバーは初めて完璧になるのよ」 美希は続ける。せつながこの世界に来て様々な幸せを学んだように、美希たちもまた、せつなの不幸からたくさんの大切なものを学んだのだと。 失ってはならないものが何なのか。本当に人を幸せにするものは何なのか。それをせつなが教えてくれたのだと。 だから、自分たちもまた、あんな答えが出せたのだと。 「私の過去も、無駄ではなかったってこと? 笑顔と幸せを、導く力になれるってこと?」 「それは、この先のアタシたち次第なんじゃないかしら?」 「精一杯、頑張るしかないってことね」 「そしたらきっとできるわ、アタシたちは完璧なんだから。でも、一言だけ伝えたいの」 「なあに?」 「せつなのおかげで、またクローバーを結成することができた。だから……ありがとう」 「美希、私も占いなんて信じない。運命が無数の選択肢なら、最高のものを掴み取るわ。ないなら、無理やりにでも作るから」 「じゃあ、占いはやめちゃうの?」 「やめないわ。それも、私の過去の一部だもの。納得の行く結果が出るまで、何度だって占うだけよ」 「クールなイースが、大人しいせつなが、実はこんなに熱い子だったなんてね」 そう言いながら、美希は布団をせつなに被せて、自分も一緒に潜り込んだ。 せつなの手を握って、何か言おうとするせつなを、「おやすみなさい」って言葉で遮った。 「おやすみなさい、美希」 その夜、せつなは夢を見る。小さなせつなが、四つ葉町に来た夢を。 初めて見るはずなのに、不思議と馴染みのある公園。そこで仲良く遊ぶ、同じ歳くらいの三人の女の子たち。 ツインテールの子が、せつなの視線に気が付いて手を差し伸べる。 「あたし、ラブってゆーの。よかったら、いっしょにあそぼう!」 「わたしは、せつな。ひがしせつな。あそんでくれるの?」 「アタシは、あおのみき。みきってよんでいいわ」 「わたしは、やまぶきいのり。ぶっきーよ。せつなちゃんでいい?」 「さあ、いこう。おにごっこしってる? あたしがおいかけるから、せつなはにげるんだよ」 「わたしをつかまえられるとおもってるの?」 「そんなのわかんないよ、はじめてだもん」 「よーい、どーん!」 「いーち、にー、さーん」 「みてないで、にげるのよ、せつな」 「あなたは、みき?」 青い髪の女の子が、せつなの手を引いて逃げる。風に揺れる長い髪が綺麗で、あたたかい手の感覚が嬉しくて。 追いかけて来る、ツインテールの髪の子の笑顔がまぶしくて。 いっそ、捕まってしまいたいくらいに嬉しかった。 気が付くと、隣のサイドポニーの髪の子が、心配そうにせつなを見つめていた。 目が合って、嬉しそうに笑う。 せつなは走る。この素敵な仲間たちと、過去から未来に向けて真っ直ぐに。 いつまでも――どこまでも。
https://w.atwiki.jp/otosen3/pages/29.html
インターミッション8サブミッション8MAP「二分された島」 MAP「ゲリラ討伐show!」 MAP012 「突き進め勝利のために」 MAP013 「急襲! 捕虜奪回作戦始動」 インターミッション9サブミッション9 フリーミッション9MISSION 08 「青海の牢獄」 MISSION 09 「瀬戸内海に架かる橋」 MAP014 「王国を救え! 国境防衛戦」 MAP015 「刹那をつなげ勝利を!」 インターミッション8 サブミッション8 キャラクター シナリオ名 戦闘出撃 マップ 備考 ??? 宴会部長は昔…… × ソフィア 『私』と『ワタクシ』の嘘 × アルテミシア ツンシュン? × 赤間睦 交渉人赤間睦 ○ 二分された島 ガンド 鬼軍曹の意外な趣味 × ロナウド ジャス、ドゥーイット! × DJ・10-JIN 超実況!! ○ ゲリラ討伐show! DJ・10-JIN加入 リノア リノアの純潔とセスの怒り × 要Sofmap特典 MAP「二分された島」 【勝利条件】敵大都市の制圧か部隊の全滅 【敗北条件】自総司令部の陥落か部隊の全滅 【入手強化パーツ】 マップクリア 対地用ECMの強化+2,改良型車両エンジン+2,ヘリ用増槽+2 大都市(14,17)占領 対空ECMの向上+3,兵員室の追加 【備考】 海上・潜水ユニット出撃可能 最強の自走砲「NLOS-C」や射程4の戦闘機「F-16I スファ」等を鹵獲可能 MAP「ゲリラ討伐show!」 【勝利条件】敵部隊の全滅 【敗北条件】自総司令部の陥落か部隊の全滅 【入手強化パーツ】 マップクリア 高性能車載暗視装置+2,金塊(大) 工場(17,23)占領 新型爆撃システム+2,新型ECM+1,分光波動レーダー 【加入】 マップ開始時 DJ・10-JIN 【備考】 下記は固定出撃DJ・10-JIN:AH-1 コブラ 以降の帝国軍からは射程4の戦闘機「タイフーン」「JAS-39 グリペン」、爆撃機「B-52」、装甲(軟)の自走砲「FH-77BD アーチャー」等を鹵獲可能 MAP012 「突き進め勝利のために」 【勝利条件】すべての敵司令部の撃破 【敗北条件】自総司令部の陥落か部隊の全滅 【入手設計図】 マップクリア 93式近SAM 工場(20,7)占領 AH-64 アパッチ 【入手強化パーツ】 空港(15,18)占領 改良型車両エンジン+2,車体の装甲強化+1 ルイン撃破 ヘリ用新型内蔵ECM E・A撃破 対地攻撃支援機構+2 ファイーナ撃破 新繊維素材スーツ+3 【Sランククリア報酬】 JAS-39 グリペン 1機 【備考】 最強の戦闘機「ストラマ」、射程6の戦闘機「F-14 トムキャット」を鹵獲可能ルイン、E・A、ファイーナを鹵獲した場合は撃破ボーナス無し MAP013 「急襲! 捕虜奪回作戦始動」 【勝利条件】敵研究所の占領か部隊の全滅 【敗北条件】自総司令部の陥落か部隊の全滅 または15ターンの経過で敗北 ※15ターン経過時、陵辱シーンあり 【入手設計図】 マップクリア P-3 オライオン 工場(22,4)占領 F-35 ライトニングII 【入手強化パーツ】 工場(22,4)占領 ヘリ用暗視装置改+2,下部装甲板の増設+2,小型ATM+2 E・A撃破 長距離誘導射撃装置,弾薬の改良+1 【Sランククリア報酬】 A-10 サンダーボルトII 1機 【備考】 出撃不可:冬月せつな 射程6の戦闘機「F-14 トムキャット」を鹵獲可能E・Aを鹵獲した場合は撃破ボーナス無し インターミッション9 サブミッション9 キャラクター シナリオ名 戦闘出撃 マップ 備考 アルテミシア ツンとせず素直に × 赤間睦 男らしいのは……男だから × 赤間睦加入 田上富雄 自慢のパパ × 田上富雄加入 DJ・10-JIN 2代目DJ・10-JIN襲名 × フリーミッション9 MISSION 08 「青海の牢獄」 【勝利条件】敵総司令部の制圧か部隊の全滅 【敗北条件】自総司令部の陥落か部隊の全滅 【入手強化パーツ】 大都市(57,18)占領 最新式ATM+1,金塊(中) 大都市(59,14)占領 対空FCS改良型+1,レーダー情報解析装置,ヘリ用増槽+1 【備考】 射程5の戦闘機「PAK-FA」、給油機「轟油6型」等を鹵獲可能 MISSION 09 「瀬戸内海に架かる橋」 【勝利条件】敵総司令部の制圧か部隊の全滅 【敗北条件】自総司令部の陥落か部隊の全滅 【入手強化パーツ】 工場(5,25)占領 荷台の大型化+1,空力特性の向上+1,金塊(小) 工場(28,2)占領 小型ATM+1,新型爆撃システム+1 MAP014 「王国を救え! 国境防衛戦」 【勝利条件】敵総司令部の制圧か部隊の全滅 【敗北条件】自総司令部の陥落か部隊の全滅 【入手設計図】 マップクリア EA-18G グラウラー,LCAC 工場(3,38)占領 AH-64 ロングボウアパッチ 【入手強化パーツ】 工場(3,38)占領 ヘリ用高出力エンジン+3 大都市(12,55)占領 金属製弾帯,電子制御スロットル E・A撃破 強化装甲+3,最新式ATM+3 【Sランククリア報酬】 フォルバン 1機 【備考】 射程6の戦闘機「F-14 トムキャット」を鹵獲可能E・Aを鹵獲した場合は撃破ボーナス無し MAP015 「刹那をつなげ勝利を!」 【勝利条件】フーゴの撃破 【敗北条件】自総司令部の陥落か部隊の全滅 【入手設計図】 マップクリア ARH-66 コマンチ,F-35B ライトニングII,ひゅうが 【入手強化パーツ】 マップクリア ティガーシベン,新型航空FCS+2 工場(57,41)占領 雪風の舵輪,新型爆弾+3 ルイン撃破 偵察ポッド,着陸装置の強化 【Sランククリア報酬】 ベルダンディ 1機 【クリア特典】 『鬼瓦鉄二』がフリーミッション、シングルモードで使用可能 【備考】 最強の戦闘機「ストラマ」や最強の巡洋艦「キーロフ」等を鹵獲可能ルインを鹵獲した場合は撃破ボーナス無し フーゴは移動力0の為、鹵獲不可能
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/251.html
「ひめはじめ」/黒ブキ◆lg0Ts41PPY R18 「タッハぁ~!すごい人だったねぇ!」 時刻は午前1時をとっくに過ぎた。 それなのに町も家の中も明かりとざわめきに溢れている。 「大晦日」から「元旦」に切り替わる瞬間。一年が新しく生まれ変わる。 家族で「初詣」に行く道すがら、お父さんが教えてくれた。 夜中にみんなでお出掛けなんて初めて。 私もラブもお母さんに「風邪引かないように!」とマフラーやら ストールやらでぐるぐる巻きにされた。 神社に着くと驚くほどの人人人! 「これも日本の伝統美!!」と、ラブが鼻を膨らませて威張っていた。 「ふぅ!やっと落ち着いたねぇ。」 ラブはモコモコした防寒着を脱いで、フリースとミニスカートで 私の部屋でくつろいでいる。 クリスマスもそうだったけど、「お正月」と言うのもまた特別な行事らしい。 ラブ曰く、何でも頭に「初」か、語尾に「始め」を付けるとお正月っぽい言葉になる。 現に昔からたくさんの言葉があるらしい、「初日の出」「初笑い」「書き初め」… まだあったはずだけど。 「せーつなぁ!」 ちょいちょい、とラブが手招きして自分の隣に来るように促す。 「あっ!コラ…っ!」 途端に首筋に顔を埋め、セーターの中に手を突っ込んでくる。 「んっ、もう……!お母さん達、まだ起きてるのよ…?」 「んー?ハイハイ、だから声出さないでねー……」 「あっ…、だから!そうじゃなくて……」 パチンとフロントホックのブラが外される。 最近、やっと気が付いた。ラブは下着を買う時やたらこのタイプを薦める。 後ろに手を回すより便利だから、と言っているが…… (絶対、このためよね……) 「……ーっひぁ!」 まだ冷たさの残る指で乳首を摘まみ上げられ、せつなはビクッと 体を跳ねさせる。 指の冷たさと反比例するように、体はどんどん火照っていく。 尖り立った乳首を弾かれ続けると、足の間がむずむずしてくる。 「ひめはじめ、ひめはじめ……」 ラブは耳たぶを甘く噛みながら、謎の呪文を呟く。 「……んっ!…え、何?」 「あのねぇ、年が明けてからの初エッチ。『ひめはじめ』って言うの。」 だから、コレもお正月行事の一つなんだってば。 ラブはそう言いながら、セーターを捲り上げる。 乳首に吸い付き、熱い舌を絡ませる。 「あっ…ん!またそんな、適当な事……」 「……ホントだってばぁ…。何なら後で調べてみてよ…。」 ラブが力の抜けたせつなから素早く下着を脱がせた。 膝を開かせながら、内腿に指を滑らせる。 ここまで来ると口では抵抗しても、もうせつなは逆らうのを諦めている。 「ね……、ホントに、ダメ。お母さん達が…んんっ、んっ…!」 「うん、そんなに時間掛けないから…、一緒に…。ね?」 一緒に、イッちゃおうか……? ラブはせつなの手を自分のスカートの中に導く。 ひんやりとした太ももを辿り、対照的に熱をたぎらせた秘部に指先が触れる。 (ラブと……一緒に…) せつなもラブの下着を引き下ろし、フリースの中に手をもぐり込ませる。 小ぶりだが弾力のある乳房を揉みしだき、下は厚い粘膜に指を 飲み込ませていった。 「はふっ!ーーっン、ふぅ…んっ!」 ラブは嬌声をせつなの乳首に強く吸い付く事で抑える。 乳房に顔を押し付け、歯を立てながら先端を舌先でつつく。 指にまとわり付く秘肉を引き剥がしながら、乱暴なほと強く中を掻き回した。 せつなが歯を食いしばり、仰け反る。 (あぁっ…、ダメ、このままじゃ…!) 込み上げる快感に、胸を喘がせながらやっとの思いで口を開く。 「ーーラブっ、…キス、して……!このままじゃ…っ!」 声を抑えるなんて無理。お願いだから、口を塞いで。 情欲に潤みきったラブの瞳と視線がぶつかる。 噛み付くように唇にしゃぶりつき、舌を吸い合う。 唾液に濡れた乳首がすうすうする。ラブがそれを指に絡めるように 大きく乳房を捏ね回していった。 せつなもお返し、とばかりにラブの乳首をつねり上げる。 ギリギリ、 我慢できるくらいの強さに。 ほんの少し、快感が上回るくらいの力加減で。 「はあっ…はぁっ……んぅぅ…、ふっ…ぅ…ん…」 塞ぎ合った唇の間から漏れる吐息が抱いた、隠しきれない快楽。 淫らに濡れた音と興奮した息遣いが、しんとした部屋に響き渡る。 外は雪がちらつくほど寒いのに、額の生え際にしっとりと汗が浮かぶ。 気持ちいい…、止められない。 早く逝きたい、でも、この時が永遠に続いて欲しい。 (もう、そろそろイカなきゃ……) ラブが合図のように、せつなの膨れた陰核を弾く。 せつなも震えながら、器用にくるりとラブの突起の包皮をめくる。 お互いの一番気持ちいいところを容赦なく責め立てる。 ラブは優しく表面を磨きあげるように。 せつなは軽く摘まんでしごくように。 体が細かく痙攣し、中が小刻みに強く収縮を始める。 (あぁっーー!もうっ、……!!) (もう少し、もう少しだけーーっ!!) 「あふっ!……っくぅーーっっ!!」 せつなが大きく痙攣し、白い喉を反らせた。 ラブはせつなの胸に顔を擦り付け、叫ぶのを堪える。 二人は抱き締め合いながら、爆発し、駆け巡る快感に酔いしれた。 下着を脱ぎ、胸元をはだけた睦み合う為に最低限に乱した衣服。 それが却って羞恥と興奮を刺激し、我を忘れて乱れてしまった。 上気した頬と潤んだ瞳のまま、二人は熱っぽい額を寄せる。 「………何だか、恥ずかしい。」 「うん……、あたしも。」 軽く唇をついばみ合いながら、クスクスと照れ笑いが漏れた。 せつながぐったりと横たわる。 無防備に緩んだ膝、まだとろりと濡れた瞳。 うっとりと情事の余韻を味わうしどけない姿に、ラブの中に 愛しさが込み上げる。 「あの……、ラブ…。」 「ん?なぁに?」 少し汗ばんだ前髪を撫で付けながら、額から輪郭をなぞるように キスを落としていく。 「今年も、よろしくお願いします……。」 はにかんだ、せつなの微笑み。覚えたての台詞を初めて使ってみる。 使い方、間違ってないかしら? 「こちらこそ!」 そう、ラブは力いっぱいせつなを抱き締める。